花田のミキについて


花田のミキは、創業から70年守り続けている伝統の味です。

 
創業は1950年ごろ、初代・花田シズが地元の笠利町赤木名の各家庭で作られていたミキを名瀬まで行商していたことが始まりでした。

その後、64年ごろから初代・シズの長男である龍一が店を手伝うようになります。
当時はミキが売れる暑い時期だけ製造し、冬場は鮮魚店を営んでおりましたが、島内に大型スーパーができると冬場も注文が増え、25年ほど前からミキの製造業一本に絞りました。
花田のミキは、名瀬市内(現・奄美市)で最初にミキの製造業を開始したお店です。

現在は、3代目の謙一郎となり奄美市に店舗を構え、花田のミキの特徴である「さらっとした食感」を守りつつ、「奄美伝統の味を絶やすまい」と日々、ミキ造りに奮闘しています。

 

 

名瀬市(現:奄美市)佐大熊町にて、2代目 龍一と千草子